脳の働き、役割は皆さんご存知ですか?

大脳、小脳、左脳、右脳、と脳の場所によって働きが異なります。

物事を記憶する場所、目で見ている物を認識する場所、物事を考える場所、それぞれに役割があります。

今回は左脳・右脳に着目します。

左脳・右脳の役割

右脳は主に直感的なことや空想的、芸術的なジャンルを担います。

一方で左脳は論理的なことで言語や数学的な思考を担っています。

つまり右脳は好き嫌いや価値観など単純な働きをします。

左脳は思考や学習など複雑な働きをしているという事ですね。

この脳の働きが目の動きと親密な関係を築いているのです。

嘘をつく時目はどう動くのか?

昨日は何を食べましたか?という質問に対して、記憶を思い出すことをすれば、無意識に眼球は右上を向いているでしょう。

嘘をつく場合は無意識に左上を向きます。

これは、記憶をする場所は脳の左側にあるからです。

嘘をつく場合は嘘がばれないように物語を考える必要があります。

物語を創作するために、右側の脳をフル回転させているためですね。

左脳は過去のことと関係している部分になります。

そのため場所や空間など、過去の光景や体験などを思い出すときは目線が左に向きやすくなります

右目線は今後起こりうる未来のことを想像する場合もあります。

これから先の新しい未来へのイメージや、まだ体験していないことを想像し、構成するときに右上の方向へ目線を向けます。

嘘をつく=未来を想像する?

嘘をつくときはまだ経験していない未知の情報です。

そのことから「嘘をつくときは右上をみる」といわれているようです。

しかし、こんな安易なことから、嘘をついているとは断言できません。

右上を見るときは「これからの未来について」の意味がメインですので、質問によっては、右上を見たからといって嘘であるとは断言できないのです。

例えば「これから誰と会うの?」や「今日はどこへ行くの?」などがそうです。

もし、過去の経験を質問した時に右上を向いたのであれば注意が必要です。

「誰と会ってたの?」「どこへ行ってたの?」という質問に対し視線を右上に向けた時は嘘が混じっているのかもしれません。

そして右上だけでなく、目がキョロキョロと定まらないような目が泳いでいる時は嘘を疑いましょう。

目線の動きで心の状態が丸裸に

目線の種類には左右だけでなく、上下もあります。

  • 右側(聴覚・創造) ・右上(空想) ・右下(体感)
  • 左側(聴覚・記憶) ・左上(記憶) ・左下(思想)

上を向いているときは視覚的イメージ「面白かった映画」「紅葉のおすすめスポット」など目で見たものを思い出す、想像する時は上を向きやすくなります。

横に動かす場合は聴覚的イメージ「学生時代によく聞いていた曲」「100ヘルツ」このように音や音楽など、聴覚に関することを思い出す、想像するときは目線は横になります。

下を向いているときは内覚的イメージ(身体感覚)「雪の上を歩く感覚」「無重力空間でご飯を食べる」など身体的な感覚の時は目線が下に移動しやすいです。

このように目線の上下の動きも、心理状態を表す要因となります。

左横の目線の動き

会話や記憶にあること、音など聴覚など。どんな内容の会話だったのか、言い回しをしていたか?などを思いだすときに左横を見ます。

聞き覚えのある曲の題名やアーティストなどを思いだすときに左横を向くようです。

右横の目線の動き

まだ聞いたことのない音への知覚。

聞いたことのない音に対してイメージを働かせるときに右耳に意識が向きます。

左下の目線の動き

自分自身への問いかけや独り言など、内向的な自己と対話する際に経験に基づいた自己として、左下を向きます。

右下の目線の動き

体感覚情報への連携をとるとき、無意識に感じている体の変化や感覚に注意を向けているときに右下へと目線が向きます。

まとめ

本文を読んで理解をしていただけたあなたはもう人に騙されません。

しかし相手の嘘を見抜くよりも、相手に嘘をつかれない関係性を作りたいものですね。

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投稿者について

介護業界で15年ほど勤務、近年はベトナムの介護施設で管理者として働く。奥様はベトナム人、息子一人。ベトナム語を勉強し、幾度も挫折を繰り返し復活しています。

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